こんな高級中華が自宅で食べられるなんて!『牡蠣の清蒸(チンジョン)風』。

牡蠣モテレシピ

【バンビーノ藤田の牡蠣モテレシピ#3】
「ダンソン♪」の動物役のほうでおなじみの、バンビーノ藤田さん。
藤田さんは、辻調理師専門学校で料理を学び、イタリア料理屋さんで修行を積んだ経験があり、冷蔵庫の中にあるものでプロ並みの料理をパパっと作るのが大得意。
しかも、男性が大好きなハッキリした味付けのレシピは、彼や旦那さんのハートをがっつりつかむはず!
そんなモテ要素満載の牡蠣レシピを紹介してくれます。

『サッと蒸すだけ! 「牡蠣の清蒸(チンジョン)風』


第3回の牡蠣モテレシピは『サッと蒸すだけ! 「牡蠣の清蒸(チンジョン)風』。
今回は中華風に仕上げました!
清蒸は「チンジョン」と読み、ハタ系の魚の旨みを満喫できる、最上級の高級中華料理です。
ネギやショウガで挟んだ白身魚を蒸しあげ、紹興酒としょう油で味付けし、白髪ねぎを乗せてアツアツのピーナッツ油をかけるだけのシンプルな料理なんですが、びっくりするぐらい深い味わいになるんです。中国4000年のなせるワザですね(笑)。
牡蠣を使った清蒸は、大昔、敬愛する料理漫画でやってたんですが、今回は、それを見返しながら僕なりにアレンジを加えました。この方法だと、香り付け用の香味野菜も全ていただけて無駄がないです!
【材料 (2人前)】

牡蠣(生食でも加熱用でもOK) 1パック
長ネギ 1本
しょうが 1/2片
みょうが 1個
酒(紹興酒or日本酒or料理酒) 100cc
しょう油 小さじ2ぐらい
ごま油 大さじ1
サラダ油 大さじ1
レモン お好みで
【作り方】

長ネギの白い部分を切り、5cm幅くらい×5カットに。そのうち2カットは縦の千切りにして白髪ネギにし、10分ほど水にさらしたらざるにあげ、軽く水気を切っておく。残りの3カットは縦半分に切る。長ネギの青い部分も5cmくらいの幅に切っておく。


針ショウガをつくる。ショウガの皮は、スプーンでこそげ落とすようにむき、繊維に沿って薄く切ったら重ねて並べ、極細切りにする。
3
みょうがは縦半分に切り、細切りにする。


フタが閉まるフライパンに、ネギの白い部分と青い部分をイカダのように敷き詰め、針ショウガを撒き散らす。 お酒としょう油を入れて火をつけ、沸騰させてアルコールを飛ばす(アルコールに火がつくこともあるので注意)。ネギの白い部分に火が通るまでコトコト中火で煮る。


ネギの白い部分が柔らかくなったら、その上に牡蠣を乗せ、フタをして1分蒸す。※強火にしすぎると「煮る」になってしまうので、あくまで蒸気で「蒸す」感じです。
6
牡蠣を蒸してる横で、別のフライパンにごま油とサラダ油を煙が出るまで熱しておく。
7
お皿に煮たネギとショウガを敷き、その上に牡蠣を並べる。その上に白髪ねぎとみょうがを散りばめてアツアツのごま油&サラダ油をジュッとかければ完成! お好みでレモンを絞って。※煮汁は味をみて、薄ければ少し煮詰めて使います。牡蠣から出た塩気もあるので、濃くならないよう注意!

♡モテポイント


「これ、中華の高級料理なの。簡単に美味しくできるレシピをマスターしたから食べてみて♡」と、ササッと作って出してあげれば、彼や旦那さんは感動するはず! 旬の牡蠣の美味しさが抜群に生きた料理です。



レシピ作成・バンビーノ 藤田
よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京本社所属。辻調理師専門学校イタリア・フランス専門カレッジ卒業。インスタグラム@fujiboy0730で#藤メシ を発信中。牡蠣が大好き。得意なのは、「男が好きな、はっきり旨い味付け」。冷蔵庫にあるような材料を使って、ササッと手早く旨くできる、牡蠣料理のレシピを伝授します!