一粒寿司で有名な浅草の「すし屋の野八」で、牡蠣のお寿司に出会いました。

Gourmet

一粒寿司と言う可愛いお寿司があるのをご存知でしょうか?
今日のレポートは、それ見たさに浅草の名店にうかがったら、「なんと、牡蠣のお寿司が食べられました!」というお話です。

「すし屋の野八」


地元の人たちに長年愛される浅草の名店、「すし屋の野八」。

「牡蠣の昆布締め」


生牡蠣をそのまま昆布締めした逸品。何もつけずにぱくり! 昆布の旨みを吸い上げ、牡蠣本来の魅力がさらにパワーアップしていました。あぁ…牡蠣ってこんなに美味かったんだ……最近、散々牡蠣を食べまくっていたにも関わらず、目の覚める瞬間でした。

「名物・一粒寿司!」


こちらが野八さんの名物・一粒寿司! シャリ一粒にネタを乗せたその名の通り、一粒サイズのお寿司。二代目さんが考案したミニチュア寿司です、

これは間違いなく、インスタ映えですね!
しかも飾りではなく、本当に食べられるから驚きです! ひとつひとつ、ちゃんとそれぞれのネタの味がするんですよ。可愛いだけではない事に驚きます。

お任せもお好みもok!


最近はお寿司の価格が高騰したり、予約困難なお店も多くありますが、こちらは長年地元の方に愛されるお寿司屋さん。観光客などが多いのかなと思っていましたが、気軽に「空いてる?」と覗いて入ってくる常連さんがたくさんいらっしゃいました!

お任せでおつまみからにぎりを出してもらう事も可能ですが、こちらはお客の好みを聞き、食べたいものを食べたいだけ提供してくれるお好みスタイル。「今日はこんなのが入っていますよ」、「今のオススメはこちらですね」と大将が提案をしてくれます。

サクッとにぎりを食べて帰るも良し! ゆっくりお酒を飲みながらおまかせで出してもらうも良しです。

まるでお家? 居心地が良すぎる空間


カウンターは8席程度、テレビがあり、何となくのんびりとした雰囲気。
初めてお邪魔したのですが、まるで自宅で晩酌をしているような気分になるほど、居心地がいいのです。普段、お寿司はある意味スピード勝負! と思っている私ですら、何だかぼーっとお酒を飲みながらテレビを見て、大将とたわいもない話をして過ごしていました。この居心地の良さはたくさんの寿司屋を食べ歩いていますが他にはないと思えるほどでした。

美味しいお寿司を食べるのに何か月も待ったり、予約の為に何千回も電話をしなくても、ここならサクッと美味しいお寿司にありつけます。”江戸のファストフード”であった江戸前寿司本来の姿を見たような気がしました。

ごちそうさまでした!


今日のお会計は、お刺身5種類、つまみ1種類、にぎり10巻、瓶ビール2本に日本酒2種類で1人10,000円ちょっとでした。

食べログ情報

すし屋の野八


写真、文・壬生茜

お店情報

すし屋の野八

地元の人たちに長年の愛される浅草の名店。一粒寿司で有名。

  • 東京都台東区雷門1-3-7
  • Google Map
  • 17:00~翌2:00
  • 03-3841-3841
  • 毎週日曜
  • 寿司
  • 地下鉄銀座線田原町駅から徒歩5分